皐月賞考(その2・社台編)

今回の皐月賞は『岡田氏vs吉田兄弟』という構図が主な様子なので、そこを少し読んでみようかと思う。


まず、社台は
カリプソパンチ      金子真人  ノーザンF
ブラックタイド      金子真人  ノーザンF
メテオバースト      サンデーR ノーザンF
ダイワメジャー      大和商事  社台F
ハーツクライ        社台RH    社台F
フォーカルポイント  社台RH    白老F
の6頭。
主格の社台F生産馬は2頭だが、ダイワと年明けデビューのクラブ馬。
となると、ここはノーザンF生産馬。
サンデーR所属馬はG1では割引いて、金子馬2頭に注目することになるのだが
ノーザンF生産馬のG1勝数8(内2勝は障害G1)に対し社台F生産馬のG1勝数は17と
その成績の差は歴然としている事実がある。
現にジャングルポケット、アドマイヤドン、アドマイヤグルーヴがG1勝ちを収めたレースには
社台F生産馬が出走していない。
ただ、今回の社台F生産馬の馬主はダイワと社台RHということもあり、
社台勢の中では有力であると思われる。
さらに言うと、今年の社台の大将格であると思われていたハイアーゲーム(臼田-社台F)が
皐月賞を遠慮したこともプラスだ。
だが、腑に落ちないのはキングカメハメハを下げた事。
ローテーション的に回避は不思議では無いのだが、メイショウムネノリが小島太師の管理馬であるとはいえ、手持ちの馬でゲートを埋めた方がレースを作り易かったのではないだろうか?
となると、やはり金子氏の本命は社台の有力馬がいないNHKマイルでのキングカメハメハだろうという見解が立ってくる。

皐月賞考(その2・社台編)” への1件のコメント

  1. 金子馬の本命がキンカメってのは、すっごい理解できるのだよ。
    ってことは、タイドの頭はないってことっすね(泣)

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