もう、有馬記念か。
去年は至極簡単なレースだったが、やはり好きにはなれない。
陣営云々では説明しきれないものが渦巻くからだ。
クラブ馬ながら、凱旋門賞挑戦まで成し遂げたタップダンスシチー。
英国レーシングポスト紙でもかなりの評価を受けていた。
惨敗は仕方の無いもので、出来る限り消耗しないように計らわれたことだろう。
だが「10歳まで走らせる!」と豪語していた佐々木師は、
あっさり「今年で引退」と言い出した。しかし、結局来年も走らせる事に。
やはり、種牡馬になるにはバックグラウンドがしっかりしていないと。という事だ。
無理に走らせた凱旋門賞での惨敗が後を引いているのかもしれない。
だが、来年も走るからといって、来年も勝たせてもらえるとは限らない。
ここを勝って、貰い手さえ付けばすぐにでも引退させたいだろう。
無理をさせたのだから、そのケツはJRAが持たなくては。
コロコロ変わるコメントを見ればわかるように、クラブ馬だけに
クラブ馬主に対する建前が必要という事だ。
相手には橋口勢を。ゼンノは3着かな。
大好きなアドマイヤドンは、入着すれば十分かな・・・
有馬記念「グランプリでサプライズは?」
ステップを見ても調子を見てもJC組がいいのではないだろうか。流れを作るタップダンスシチーの過去のラップを見ると早いペースで粘り込む競馬が多くみえる。そうなるとPCI値では50以上60以下のある程度早いペースに対応出来て終いもシッカリしている馬がいいだろう